以前、ラムザイヤー教授による『日本の 被差別民政策と 組織犯罪:同和対策事業 終結の影響』の和訳を掲載した。今回からは、それに続く論文を和訳したものを掲載する。前の論文は日本の被差別部落民の起源が近世の被差別民であること […]
The post J・マーク・ラムザイヤー教授『アイデンティティ政治の 発明について:日本における 被差別部落民』① first appeared on 示現舎.
以前、ラムザイヤー教授による『日本の 被差別民政策と 組織犯罪:同和対策事業 終結の影響』の和訳を掲載した。今回からは、それに続く論文を和訳したものを掲載する。前の論文は日本の被差別部落民の起源が近世の被差別民であること […]
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前回に引き続き、笠置町有市の探訪である。なお、町に寄付された土地の乗っ取り問題については別記事で説明した通りである。 それはさておき、次は例によって墓地を訪れた。 ここは西部(さいぶ)霊園。部落と一般地区の間の川沿いに上 […]
The post 学術・研究:部落探訪(254) 京都府 相楽郡 笠置町 有市(後編) first appeared on 示現舎.
On the Invention of Identity Politics: The Buraku Outcastes in Japanの日本語訳の続きを掲載する。前回はこちらを参照のこと。 今回は、近代の部落研究の成果 […]
The post J・マーク・ラムザイヤー教授『アイデンティティ政治の 発明について:日本における 被差別部落民』② first appeared on 示現舎.
今回訪れたのは御園町。かつては薗畑という名前で、例のデータだと昭和初期には103戸の部落だった。近世は横井村と呼ばれ、明治初期の記録では156戸とあるから、明治以降から昭和初期にかけて世帯数が減った珍しい部落である。 さ […]
The post 学術・研究:部落探訪(255)滋賀県 東近江市 御園町 first appeared on 示現舎.
蒲生郡日野町豊田は滋賀県の中でも有名な部落の1つである。最も環境が厳しかった一方で、環境改善事業が早い時期から行われ1991年11月に「環境改善事業完了祭」が行われ、同和対策の終結を目指すことを宣言した。 昭和初期の記録 […]
The post 学術・研究:部落探訪(256)滋賀県 蒲生郡 日野町 豊田 first appeared on 示現舎.
On the Invention of Identity Politics: The Buraku Outcastes in Japanの日本語訳の続きを掲載する。前回はこちらを参照のこと。 1900年前後の部落について […]
The post J・マーク・ラムザイヤー教授『アイデンティティ政治の 発明について:日本における 被差別部落民』③ first appeared on 示現舎.
On the Invention of Identity Politics: The Buraku Outcastes in Japanの日本語訳の続きを掲載する。前回はこちらを参照のこと。 今回がこの論文の最後の部分だ […]
The post J・マーク・ラムザイヤー教授『アイデンティティ政治の 発明について:日本における 被差別部落民』④ first appeared on 示現舎.
柏市豊住は、かつて「根木内新田(ねぎうちしんでん)」という部落だった。戸数は43。調べたところでは、その範囲はほぼ現在の豊住の行政区画と一致していると見てよい。地図、航空写真で見ると、現在ではただの住宅地になっているよう […]
The post 学術・研究:部落探訪(257)千葉県 柏市 豊住 first appeared on 示現舎.
昭和初期の我孫子市布佐に農業や皮革、草履製作をやっていた11戸の部落があったらしい。関東の部落と言えば白山神社が手がかりとなるが、少し調べたところで分かるのは、布佐にある竹内神社の境内に、どこからか合祀された白山神社があ […]
The post 学術・研究:部落探訪(257)千葉県 我孫子市 布佐 first appeared on 示現舎.
今から6年前の2016年、千葉県酒々井町(しすいまち)で、盛り土が崩れたことにより水路が閉鎖され、住宅地に浸水被害が出ていた。原因となった盛り土を行っていた業者を直撃すると、町に無許可で盛り土をしたことを認めた。しかも、 […]
The post 千葉県各地にある“同和の盛り土” 「部落解放同盟役員だから」やり易かった first appeared on 示現舎.
千葉県では酒々井町の上本佐倉(かみもとさくら)が解放運動の中心地として有名なようである。ただ、昭和初期の戸数は27と小さな部落である。しかし、現地を地図で見ると2つの同和対策集会所と隣保館がある。 この部落に興味を持った […]
The post 学術・研究:部落探訪(259)千葉県 印旛郡 酒々井町 上本佐倉 first appeared on 示現舎.
佐倉市臼井台には、戦前4戸の部落があったという。明治の頃までは馬皮や犬皮を生産していたようである。 そして、江戸時代の資料から、それが穢多に由来するものであることが推定される。現在、その場所がどうなっているのか確認しに向 […]
The post 学術・研究:部落探訪(260)千葉県 佐倉市 臼井台 first appeared on 示現舎.
古河市を探訪した時、ぜひとも隣の境町にも来て欲しいとのリクエストを頂いた。その時に聞いたのは、慈光(じこう)学園の隣が部落と伝承されていることだ。調べてみると、そこは大変興味深い立地である。坂東市に囲まれた、境町の飛び地 […]
The post 学術・研究:部落探訪(261 前編)茨城県 猿島郡 境町 伏木 first appeared on 示現舎.
全国水平社設立 100周年ということで、本日夜8時から、神奈川県人権啓発センターチャンネルにおいて、記念講演を行います。 テーマは米国ハーバード法科大学院のJ・マーク・ラムザイヤー教授の「アイデンティティ政治の発明につい […]
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各地で自治体が行っている、人権・同和関係の講演会。以前から「撮影禁止・録音禁止」とアナウンスされる例が増えている。そして最近はコロナの影響でネット配信されることが多くなったが、それでも事前の申込み者に視聴者を限定し、撮影 […]
The post 録音録画禁止 反論は「マイクロアグレッション」と差別認定 密室化・先鋭化する 部落問題講演会 first appeared on 示現舎.
境町では、間中姓の分布が部落に対応していることが分かった。前回は坂東市内の飛び地を探索し、さらに本拠と考えられる西原を訪れた。後編では、宗教について検証し、さらにも1つの場所である倉ノ内を探訪する。 やはり宗教について検 […]
The post 学術・研究:部落探訪(261 後編)茨城県 猿島郡 境町 伏木 first appeared on 示現舎.
最近になって2ヶ月に1回くらいのペースで届くようになった、部落解放同盟全国連合会の公開質問状。「公開質問状3の1」までは紹介していたが、先日「公開質問状3の3」が届いた。年末の休み中に届いたために紹介しそびれてしまった「 […]
The post 全国連から「公開質問状 3の3」まで 送られてきました first appeared on 示現舎.
今回探訪したのは、五霞町(ごかまち)の堀ノ内という部落である。昭和初期の戸数は70。産業は農業のほか、棕櫚(しゅろ)表という草履の表作りであった。 草履表は竹皮によるものが多いが、関東では高品質な棕櫚表が作られていた。し […]
The post 学術・研究:部落探訪(262)茨城県 猿島郡 五霞町 小手指 堀ノ内 first appeared on 示現舎.
東京都青梅市の部落は今井と藤橋にあった。今井は水窪、藤橋は久保である。2つの部落は隣接しており、白山神社が共通であるから、一体と見ることもできるだろう。戦前、その戸数は93あった。 主な仕事は履物製造と農業と記録されてい […]
The post 学術・研究:部落探訪(263)東京都 青梅市 今井、藤橋 first appeared on 示現舎.
前回全国連の公開質問状への回答を返してからあまり経過していないのだが、また質問状が送られてきた。今回はその内容を紹介し、こちらから回答した内容も紹介する。 まず、前回からほとんど期間を空けずに送られてきたので、明らかに前 […]
The post 全国連から「公開質問状 4」が 送られてきました first appeared on 示現舎.