ご承知の通り、部落差別解消推進法では相談・教育・啓発・実態調査が求められています。しかし、世間では部落問題への認知度は低く、しかも運動団体によって考えに隔たりがあることから、部落問題を網羅し、なおかつ中立的な入門書が求められています。
示現舎では、部落差別解消推進法が定める事業に従事される方のために、「部落問題入門」を発刊します。アマゾンで予約受付中です。
部落問題(同和問題)を全く知らない方でも分かるように、なおかつ自治体担当者、人権擁護委員、企業のコンプライアンス担当としても十分に通用するレベルまで解説をします。まさに部落問題学習のスタンダートと言えるのが本書です。
部落問題に関する本を得意とする出版社は、解放出版社、かもがわ出版、明石書店等がありますが、いずれもバックに特定の政治勢力があり、とても中立とは言えません。1つの政治的立場に偏ると、例えば「部落問題はほぼ解消している」と言うと解放同盟に糾弾され、「部落問題が深刻だ」と言うと人権連がやってくるといったことになりかねません。
かと言って、官製の出版物では民間団体に配慮して、抽象的で無難な内容になりがちで、これではとても現場で通用しません。
示現舎では、全国の部落問題の研究者、運動家、ジャーナリスト、自治体職員による団体である全国部落解放協議会の叡智を結集し、実践的な入門書を送り出します。このような本を出せるのは示現舎だけであると自負しております。