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部落探訪(51)特別編大阪府大阪市浪速区浪速東・浪速西・大国町(前編)

部落の中の部落と呼べる地域はどこか。筆者は大阪市の浪速部落を推薦したい。日本最大の同和地区は西成であり、そこに隣接する浪速は規模では西成に負けるが、西成は浪速から派生した部落に過ぎない。そもそも歴史的に西成は部落というよりはスラムに近い。しかし、浪速地区の場所は、かつて「穢多村」であったことがはっきりしている。

また、いわゆる「同和利権」の権化のような部落であり、その反動のためか、今まさに解体されつつある部落でもある。

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同和地区には、駐車禁止でない通りが必ずある。この浪速地区もその例に漏れない。大阪人権博物館(リバティおおさか)の裏手がそうだったので、ここから探訪を始める。御存知の通り、リバティおおさかは大阪府・大阪市からの補助金を打ち切られ、崖っぷちの状態にある。敷地内に草が生い茂り、ゴミが転がっていることから財政的な厳しさが伺える。

このリバティおおさかのある場所には、昔は大阪市立栄小学校と浪速地区解放会館があった。学校と解放会館はそれぞれ移転し、その跡地をリバティおおさかが大阪市から無料で借り受け、博物館を運営してきたのであるが、現在、リバティおおさかは大阪市から賃料を支払うか立ち退くか、二者択一を迫られている。

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街を歩くと、早速市営住宅と人権協会のスローガンが目に飛び込んでくる。大阪市浪速人権協会の掲示板はあちこちにあるが、今は何も掲示されていない。

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そして、リバティおおさかの隣には工事中の空き地が。分譲住宅が建てられるらしい。空き地に立つ旗には「富士工務店」と書かれている。シリーズ「あなたの会社が同和に狙われる」でも紹介した、公有地・民有地を問わず同和地区の土地を買い漁っていることで知られている業者である。

この場所には、同和対策の作業場「大阪市立浪速同和地区協同作業場」が存在した。その後、大阪市が職員を“ヤミ派遣”していたことで問題となった社会福祉法人「スワンなにわ」の建物があった。スワンなにわというのは、要は解放同盟浪速支部の関係団体である。

しかし、ここは北津守駅、芦原橋駅、今宮駅のいずれからも近いため、すぐに完売となるだろう。予約するなら今のうちである。

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太鼓を叩いていている人のブロンズ像がいくつかある。これはかなり金がかかっていると思われる。

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バス停のベンチや案内標識も太鼓をモチーフとしている。そう、この部落の特産品は革製品である太鼓なのである。

この部落については、昭和50年3月に作成された同和地区精密調査報告書に詳細が書かれている。

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浪速部落は、近世までは「渡辺村」と呼ばれた。皮革産業が顕著で、文化文政年間には年間10万枚の獣皮が取り扱われていたという。また、「摂津役人村」とも呼ばれ、刑吏の業務も行っていた。おそらく多くの人が持つ部落に対するイメージそのままの歴史であろう。最盛期の天保時代には人口は5,122人に達したという。

明治維新の頃の人口は4,000人程度だったと言われるが、その後よそから人が流入し、1917年には3,121戸14,246人、1975年には4,397戸12,034人、2000年には2,739戸5,936人とされている。浪速部落からさらに規模の大きな西成部落が派生し、同和対策事業が行われた時代にもとは部落でなかった「大国町」が同和地区指定され浪速部落に組み入れられたりした経緯もあり、人口の変遷にははっきりしない部分が多い。ただ、確実に言えるのは、明治以降にかなりの人口が流入・流出しており、大多数の住民は「穢多」とは無関係か、そもそも出自がはっきりしないことだ。これは浪速地区に限らず大阪市内の同和地区全般に言えることだが「被差別部落出身者」を自称する人のほとんどは、穢多の子孫という意味においては「エセ」と考えてよいだろう。

文化3年の地図には、そのままずばり「穢多村」と書かれており、これをグーグルが現在地と重ねて見られるようにしたことが部落解放同盟系の議員に国会で問題とされ、表記が消されてしまった。しかし、グーグルマップで「同和地区」で検索すると、浪速同和地区解放会館が出てくる。「穢多村」はアウトだが、「同和地区」ならよいということだろうか。

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ここは太鼓屋又兵衛屋敷跡で、現在は玉姫公園になっている。部落の豪商であり、部落民は虐げられていたというのが偏った見方であることが分かる。又兵衛の子孫は今もどこかにいるのかも知れないが「被差別部落出身者」を自称して、差別されていると主張しているだろうか?

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ここには市営第五住宅があった。ここにも民間の分譲住宅かマンションが建てられるのだろう。一部の空き地は工事中だった。浪速地区では老朽化し空き部屋だらけになっていた同和住宅の住民は集約され、古い住宅はこのように取り壊されて土地が民間に売り払われている。

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もはや第五住宅は交差点名に名を留めているだけである。

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この買物センターも同和対策で作られた。

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買物センターの正式名称は「部落解放浪速地区消費生活協同組合」。シンボルは部落解放同盟の荊冠旗だった。シャッターに描かれた星のキャラクターも何となく解放同盟のシンボルを思わせる。今は閉鎖されており、隣の薬局とシャッターの前のたこ焼き屋が営業するのみだ。

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今は「浪速生活協同組合」としてこちらに移転している。

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ここはかつての「大阪市同和地区医療センター 芦原病院」の建物。同和対策で作られた病院で、ここにも解放同盟の荊冠旗が壁に掲げられていたのを知っている人は多いだろう。でたらめな経営で2005年に経営破綻。大阪市が融資した138億円が消えた。後に「浪速生野病院」となったが、その浪速生野病院も別の場所に移転し、老朽化した現在の建物はまもなく取り壊されるだろう。

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芦原橋駅前には浪速同和地区解放会館、浪速第三温泉、浪速同和地区老人センター等があった。生まれても老いても、住むのも買うのも風呂に入るのも病気になっても、日常のあらゆることが「同和」「部落」に染まっていたのが浪速地区だった、

しかし、いずれの施設も取り壊されて民間に払い下げられ、まさにマンションやテナントビルの建設ラッシュである。

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浪速部落の中心は芦原橋駅であると言える。件の「穢多村」があった場所も、この芦原橋駅の辺りでドンピシャリだ。

(次回に続く)


部落探訪(51)特別編大阪府大阪市浪速区浪速東・浪速西・大国町(中編)

昭和50年の同和地区精密調査報告書には「栄小学校の場合は、647名の児童全員が地区関係」との記述がある。つまり、栄小学校の児童は100%同和関係者ということになる。

無論、全員が「渡辺村の穢多の子孫」などということはあり得ず、確認するすべもないはずで、それでもなおそう言い切れるということは、同和関係者の認定を「属地主義」で行っていたということになる。

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こちらが現在の栄小学校。かつての浪速青少年会館の建物を使っている。前回、栄小学校は現在のリバティおおさかの場所にあったことを書いたが、ここに直接移ってきたわけではない。その経緯は次回訪れる場所で見学する。

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栄小学校の近くに葬儀場がある。実はここには三島住宅という同和住宅があり、浪速東から塩草に少しだけ同和地区がはみ出していた。しかし、住宅は取り壊され、民間に売却され今の状態になった。

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典礼会館の近くに古い建物があるが、ここは完全に同和地区の外である。

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栄小学校の裏手にあるこの建物の一部は「太鼓集団 怒」の倉庫になっているとか。

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栄小学校の敷地に食い込むようにネッツトヨタのお店が。事情通によれば、昔はマツダとトヨタがあり、マツダは立ち退いたものの、トヨタはなぜか残ったということである。

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このフェンスで囲われた土地も、青少年会館だった土地。大阪市が売却を計画するにあたって土壌検査をしたところ、基準値以上の鉛やヒ素が検出されたため、このような状態になっている。しかし、青少年会館だった頃は普通に子供が遊んでいたはずで、何を今さらという気がする。

大阪は他の大都市と同じように戦災で大きな打撃を受けた。上の動画の2:53辺りで、今宮駅が見える。左側が芦原橋駅周辺、西側が大国町なのだが、すっかり焼け野原になっている。青少年会館の場所には工場らしき建物があり、土壌汚染の原因はこれだろう。

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戦災で焼けた地に外部から人だけではなく工場も移ってきたが、皮革は地場産業であり続けた。1972年の調査では浪速地区の製造業の半分は皮革産業だったという。

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大国町の太鼓店。このお店には行政や解放同盟関係からの発注はあまりなかったという。理由は写真から推して知るべし。

大国町は部落外だったが、戦後浪速部落から多くの人が移ってきた。そのため、行政によって同和地区指定された。言ってみれば、戦後に新しく作られた部落である。部落というものが、必ずしも近世以前に作られたものではないことが分かる。

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見たところ普通の街で、同和地区とは分からない。

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この空きビルは何かと思ったら、前回紹介した「スワンなにわ」が出ていったあとだった。あちこちを転々としているらしい。

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こちらは民間の「だいこく温泉」。「しばらくの間休業します」とあるが永久に休業しているように見える。

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公営住宅があり、こういったところは同和地区らしい。

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今年の冬は芦原橋駅前の旧同和事業用地の跡地で、ハッピードリームサーカスの公演がある。地元では優待券が配られていたとか。

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こちらは、太鼓以外の皮革の店。皮革関係の店や事業所は、今宮駅の西側よりも大国町の方がむしろ多いように感じられる。

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なぜか同和関係の施設をやたらと強調した案内図。浪速人権文化センター(旧浪速同和地区開放会館)、大阪人権センター(旧部落解放センター)も既に存在しないというのに。

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信和不動産の看板が掲げられたこの土地、ここは以前「大阪皮革産業会館(アルフィック大阪)」だった。

大阪市が財団法人大阪皮革産業会館に土地を無償貸与し、財団が皮革業者に会館の部屋を又貸ししていたのだが、2010年に公益性がなくなったとして財団に立ち退きを要求。それでも財団が居座り続けたために大阪市が提訴したが、財団が立ち退く見返りに大阪市が約5000万円を財団に支払うことで和解した。そして、その土地が民間に売却されたわけである。

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(次回に続く)

NHK受信料は合憲、最高裁判決で「NHKから国民を守る党」は存在感を増す?

去る12月6日、最高裁でNHK受信料の徴収は合憲とした判決が出されたのは多くの人が知るところ。その影で、徐々に存在感を増している党がある。それが「NHKから国民を守る党」である。

いかにも泡沫政党という雰囲気が漂うが、驚くなかれ、国政こそ進出していないものの、現在4名の地方議員が所属し、活動中だ。

件の最高裁判決の翌日、町田バスセンター近くで活動している「NHKから国民を守る党」を直撃した。来年の2月25日に町田市議会議員選挙があり、それを見据えての活動である。

「最高裁判決は影響ないですよ、むしろあれで関心が高まってますね」

同党町田支部代表の深沢ひろふみ氏はビラを配りながらそう語る。

「なぜ町田なんですか?」と問うと

「町田は、NHKの集金人への反発が多いんですよ。通ってる人の話を聞いていれば分かります」

という。

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確かに、受信料の支払い拒否を呼びかける黄色いビラを受け取る人は多い。町田バスセンターよりもはるかに人通りが多い、小田急町田駅とJR町田駅を結ぶ陸橋では、手が追いつかないくらいにビラがはけるという。ただ、あそこは町田市民でない人が多いのが難点だ。

特に高齢者を中心に、足を止めて話を聞いている人もかなりいる。中には「受信料払わないとだめだろ」と怒り出す人もいるというが、賛否以前にNHKの受信料徴収制度に純粋に疑問を持って足を止める人が多い。

「もう、最高裁で負けちゃったからだめなんじゃないの?」

やはり、判決の影響があってそう問う人も多かったがその度に

「いえいえ、変わらないですよ。あれは民事の問題で、支払わなくても罰則がないことは変わらないですから」

最高裁の判決は、NHKを見ているにも関わらず払わなかったことが問題とされたのであって、NHKを見ていなければまた問題は別というのが同党の論理だ。そして、いずれにしてもテレビを持っているかどうか証明するのはNHK側の責任なので、テレビがないと言えばNHKは何もできないことには変わりがないという。

「あの最高裁の裁判にも関わっていたんですか?」

そう問うと、党のメンバーは「あれには関わっていないし、よく分からない」と口を揃えた。あれはNHKは反日とか言っている右寄りの人がやった裁判で、「NHKから国民を守る党」とはそのようなイデオロギーとは無縁であるという。

「我々の主張は、とにかく受信料の強制徴収を止めさせる、それ以外にない」

深沢氏はそう語る。また埼玉県朝霞市議会議員の大橋昌信氏は、

「反日とか以前に、NHK見てないですから。放送の内容には興味ないです」

という。

ビラ配りをしている4人のいずれに聞いても、イデオロギーかかった部分は全くなかった。

では、受信料の強制徴収を止めたあとのNHKはどうなるのか、それについては民営化すればよいという意見もあれば、それはNHKがやりたいようにすればいいので我々が考えることではないという意見もあれば、国会で合意が得られるなら税金で運営すればいいという意見すらあった。本当に「NHK受信料の強制徴収を止めさせる」それ以外には何もない、究極のワンイシュー政党なのである。

そのようなワンイシュー政党の候補者が地方議会とはいえ当選することができるのは、潜在的な支持者が意外に多いからだ。NHKの受信料の支払いを滞納している世帯は200万世帯程度と言われるが、そもそも契約をしていない世帯は1000万世帯を超えると言われる。そう考えると、単純に世帯数で言えば、公明党の支持母体である創価学会の約800万世帯を軽く超えてしまうのだ。

最高裁判決をバックにNHKが受信料の徴収を強化すれば、同党にとってはダメージになるどころか、集金人への反発からむしろ支持が増えるというわけだ。

さて、そうやって当選した同党の地方議員はどのような活動をしているのか。埼玉県志木市議会議員である多田光宏氏は市政報告のビラを取り出した。その中身は、障害者は高齢者向けに選挙公報の音声版を提供するべきというものや、市役所の法律相談を土日も行ってほしい、市役所の手数料を電子マネーで支払うようにできないかといった、意外に普通のものだった。

「集金人を規制する条例を出したいけど、出しても通らないでしょ。1人だけだから」

その辺りは、多田氏は非常に現実的だ。

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深沢氏も、もし町田市議会議員になれたとして、現実問題としてNHKのことばかりやるわけにはいかず、普通の地方議員としての活動をすることになるだろうという。

一方、対象的なのは大橋氏だ。議会ではNHKや集金人関連の質問しかしておらず、市民の請願もNHKに関わるものでなければ一切受け付けていないという。もっとも、NHKがらみの請願が市民から出されたことはない。

また、大橋氏はワンセグ機能付き携帯電話ではNHKの受信契約を締結する義務はないことを確認するためにNHKを提訴し、昨年さいたま地裁でNHKに勝訴した裁判の原告でもある。この裁判も、NHKをめぐる裁判でも非常に重要なものだ。その後NHKが東京高裁に控訴し、今のところ裁判の日程は未定なのだという。

12月6日の最高裁判決を巡っては、判決を出した寺田逸郎裁判長が最高裁判所裁判官の国民審査の対象にならず、まもなく定年退官であることも話題となっている。

NHKを解体すべきという意見までは多くないにしても、現在の受信料徴収制度が時代遅れになりつつあり、過去にも様々な問題を惹き起しており、制度の見直しを迫られているのは事実。国政においてはNHK受信料の問題に真正面から斬り込む政党や候補者もいない中、不満の受け皿として「NHKから国民を守る党」は一定の存在感を持ち続けるだろう。

部落探訪(51)特別編大阪府大阪市浪速区浪速東・浪速西・大国町(後編)

浪速地区では、公共施設が異常に豪華である。もっとも、その多くは取り壊されてしまったが、身近なところで残っているものも多い。例えば歩道橋がそうで、1975年の『同和地区精密調査報告書』によれば同和対策で4基の歩道橋が設置されたとされる。

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その1つがこの歩道橋。かつてはここに、「部落解放基本法を制定しよう」であるとか「石川さんを返せ」といった類の横断幕が掲げられていた。

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同和対策の作業上のほとんどは取り壊されてしまったが、この浪速第7作業場はまだ残っている作業上の1つである。ほとんどは空き部屋だが、一部は使われており、この日も革の加工作業の真っ最中だった。

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ここにも立派な歩道橋が。

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歩道橋の上からは作業場や市営住宅が見える。

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この浪速第4保育所は1971年に建設された。しかし、今では閉鎖されている。

さらに、リバティおおさかの西側の地域を目指して歩き、浪速神社にたどり着いた。

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一見普通の神社だが、敷地内には不思議なものを見ることができる。

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玉垣に刻まれた「浪速支部行動隊」の名前。浪速支部というのは部落解放同盟浪速支部という意味で、行動隊というのは文字通りの意味だろう。

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他に、解放同盟西成支部や浴場の運営委員会、芦原病院の名前まである。

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社殿をよく見ると…

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部落解放同盟と同和事業浪速地区協議会の名前が。

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ここにも。

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そして、こんなところにも。

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この祠の屋根は設置者が不明で、大阪市が困っているようである。

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これは芦原橋の石柱と、日蓮宗の供養塔だろうか。

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昔は船着き場があったという絵図。

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高架下の駐車場。かつては、同和事業浪速地区協議会が大阪市から管理を委託されていた。その駐車場の収益がどうなっていたか、飛鳥会事件を知っている人は察しがつくだろう。小西邦彦はやりすぎた、ということだ。

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再び目前に現れた立派な歩道橋。

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上に登ると、時計台が2つある巨大な建物がある。実はこの建物こそ、同和対策で作られた、かつての栄小学校なのである。

1975年の『同和地区精密調査報告書』によれば、教室数84、うち普通教室32、講堂・体育館・食堂・プールを含むとある。当時の児童数が647名なので、1教室30名としても計算が合わず、異常な規模である。しかもその後は少子化などで児童数は減る一方で、90年代には児童数が300名くらいになり、末期には50人くらいだったという。出来た当初から最後まで、空き教室だらけだったのである。

そのようなオーバースペックな学校は、誰のためのものだったのか。子供のためではなく、土建屋の大人のためであったことは明白だ。

しかし、作ってしまったものはしょうがないので、現在は大阪府立難波支援学校という、小学校から高校まで一貫の特別支援学校として活用されている。大阪府各地の特別支援学校を集約した、巨大特別支援学校である。

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これは芦原自動車教習所。同和対策の自動車教習所である。同和対策が行われていた時期、浪速地区の住民ならわずか3000円で免許が取れた。さらに、新大阪タクシー(同和地区の雇用促進対策のためにタクシー会社)に就職しやすくなるという特典もあったという。

無論、今となっては普通の自動車学校だ。

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業者によるボーリング調査が行われている最中のこの空き地、ここには解放同盟大阪府連の拠点である部落解放センターがあった。現在は解放同盟大阪府連は港区波除のHRCビルに移転している。

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こちらはテクノセンター芦原と、A’エーダッシュワーク創造館。これも同和対策の職業訓練施設である。

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浪速地区の北西の端からは、芦原公園と、木津川沿いの事業所群が見える。どちらとも、同和地区外である。

以前の部落探訪を見れば、隣同士の部落なのに、西成地区と浪速地区は全く様相が異なることが分かる。同じ大阪市内であっても、同促や解放同盟の支部が違えば、そのことがここまで影響するのだ。また、西成は大規模な住宅密集地があり、未だ改善が達成されておらず、貧民街というイメージが残っていることが浪速とは大きく異なる。

浪速地区に同和事業は必要だったのか。筆者の出した結論は「浪速の同和事業は不要であったどころか、むしろあるべき地域の発展を遅らせた」ということである。浪速地区は交通の便がよく、同和施設を廃止した途端に住宅地としても商業地としても急速に発展し始めているいることがそのことを証明している。

もし、同和地区指定しなければ、同じ浪速区内の「部落」であった日本橋のように、高度成長期・バブルを経て、特色ある街として発展していたことだろう。そして、同和事業に振り向けた予算を、西成の不良住宅地改善に集中投下すれば、また違った未来があったかも知れない。

無駄な努力をしたものである。

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ここは市営第二住宅の跡地。「ここは住宅地域です」とあるが、その住宅はもうない。この土地もいずれ民間に売られ、マンションか建売住宅か、あるいは商業施設になるのだろう。

浪速のことも夢のまた夢。

富岡八幡宮殺傷事件富岡真里子容疑者は夫家族を部落差別発言で提訴していた

11月7日、富岡八幡宮の富岡長子宮司らが、日本刀などを持った宮司の弟夫婦に追い掛け回されて殺傷され、その後宮司の弟夫婦が自殺した事件。その異様さや、事件の背景は既に様々なメディアが連日のように報じているところである。

ただ、宮司の弟である富岡茂永容疑者の遺書と考えられる手紙の全文はテレビ・新聞等は概要のみを報じている一方、手紙の全文はツイッターで公開され、ネットの方が先行している面がある。

さらに、その手紙の中でもネット以外のメディアが不自然に避けている部分がある。それが、次の部分である。

長子や聰子らが、私と妻を辞めさせて追い出したかった理由がもう一つあります、それは、私の妻真里子の車いすに乗った障害者の兄の問題です。私が真里子の事を姉や母に話すと、姉や母は、密かに、真里子の身辺調査をした挙句、障害者の兄を見てきて、「あんなバケモノのような兄弟がいる家の娘を貰える訳がないでしょう!死んでも親戚になんかならないから、諦めて、それに、あそこの家は部落民なのよ!」と、部落民でもない妻の実家を部落民扱いし、余りにも酷い差別用語を並べ立てたのです。私の母聰子の兄は精神異常者で、男系男子81代続いた海部家も、聰子の兄が精神異常者だったため、現在は聰子の妹の婿養子が82代を継いでいますが、聰子の家族は、精神異常の長男を生涯精神病院に閉じ込め、社会に極秘にしたのです。そして興永も実際には富岡家の次男で、長男の國臣氏は精神異常で、富岡八幡宮の境内にある家で、ガス自殺をしています。そのような家系の両親が、障害者に対する悼ましいまでの偏見を持っていたことに大変驚きました。

これが事実であれば、本当にどうしようもない話である。要は精神異常の家系の人間が、部落差別をし、しかも相手は部落民でもなかったということなのである。「部落」がからむ話はメディアが避けたがることはもちろんのこと、どのように向き合うかは人それぞれとして、遺伝要因などで精神病を発症しやすい家系があるということも事実なだけに、これもあまりメディアは触れたくないだろう。

さて、「落民でもない妻の実家を部落民扱い」したことについては、この事にからんで富岡真里子容疑者が富岡茂永容疑者の家族に損害賠償請求を求める訴訟を提起したことが『月刊・部落解放』2003年5月号に掲載されている。

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『月刊・部落解放』に書かれた事のあらましは次のとおりだ。

  • 富岡真里子容疑者は東京の荒川近くの出身で、兄は生まれつき重度の障害者。
  • 部落問題についてはほとんど知らず、「部落」「四つ」という言葉を知るだけ。
  • 富岡真里子容疑者は1994年の秋から富岡茂永容疑者と付き合い、2000年12月24日に入籍した。
  • 差別発言があったのは1999年11月17日のことで、その時は富岡茂永容疑者は別の女性と結婚している状態だった。
  • 富岡真里子容疑者は差別発言を直接聞いておらず、富岡茂永容疑者が録音したテープを聞いた。そのテープは「あまりにひどい内容をこれ以上、真里子に聞かせたくない」として、富岡茂永容疑者が焼却した。
  • 2000年5月8日に差別発言のことを区役所に相談した。同和対策課で、出身地は部落でないと区役所から教えられた。
  • 「部落民と結婚するような息子はいらない」と、富岡茂永容疑者は2001年4月に宮司を辞めさせられた。その後、富岡茂永容疑者の紹介で2002年6月13日に部落解放同盟東京都連合会に相談した。
  • 部落解放同盟東京都連は、富岡真里子容疑者が部落民でなくても部落差別である、話には信憑性があるとして、富岡真里子容疑者を全面支援。富岡真里子容疑者の希望で都連顧問の中山武敏弁護士を代理人として2002年9月6日に訴訟を提起。
  • これが事実であれば、富岡真里子容疑者が富岡茂永容疑者の家族を強く恨むようになり、夫とともに富岡長子宮司殺害を行ったきっかけは、富岡聰子氏の部落差別発言ということになるだろう。

    しかし、不可解な点がいくつもある。そもそも、富岡真里子容疑者が富岡茂永容疑者と結婚する経緯はいわゆる略奪婚であり、部落が絡まなくても、大いに揉める要素があった。また、富岡茂永容疑者が録音したテープを焼却した理由も不自然である。『月刊・部落解放』には富岡真里子容疑者がテープから起こしたとされる発言の内容が詳細に掲載されているが、テープをそのまま起こしたというよりは、会話のあらましから推敲して作り上げたような文章である。

    部落差別発言が事実としても、部落差別というよりは、結婚を阻止する理由付けとして適当に持ち出した話のように見える。事実、富岡真里子容疑者は部落とは無関係で、富岡茂永容疑者の家族の富岡真里子容疑者は部落出身との主張はいい加減なものであることが明らかだ。

    そして、なぜこのような話に部落解放同盟東京都連が乗ったのかということだ。テープが焼却された以上、発言を証明するものがないので裁判は水掛け論になることが必至であるし、発言が事実であっても結果的に、富岡真里子容疑者と富岡茂永容疑者は結婚しているので、いったい何が損害なのかということになってしまうだろう。もっとも、部落解放同盟東京都連がその程度のレベルだけなのかも知れないが。

    なお、この裁判については解放新聞等でも続報がなく、「さまざまな事情により」取り下げられた。

    部落探訪(52)鳥取県鳥取市松原高殿

    吉岡温泉のすぐ近くに、高殿たかどのという部落がある。ただ、ここは松原であって、吉岡温泉とは別の地区である。

    文献では安政4年(1857年)の「各郡御普請御丁場不勤村々書上帳」という文書に「松原村穢多」という記述がある。ただ、この部落について記述された文献は少なく、具体的にどのような起源で、何をやっていたのかはっきりしない。

    世帯数は1987年に8世帯、1923年に12世帯、1935年に9世帯、1997年に16世帯と記録されている。

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    部落の入り口にある吉岡ポンプ場。鳥取市の水道施設だ。「吉岡」と名が付いているが、住所で言えば松原にある。

    鳥取の多くの部落が本村に隷属する分村という関係にあったが、高殿は地理的には1つの独立した村のような場所にある。松原の本村は湖山池の近くにあるが、高殿はそこから1キロ以上離れており、むしろ吉岡温泉の方が近い。

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    部落の中は比較的広々としている。極端に急峻な土地でもなく、戸数も多くないためだろう。

    昔の航空写真を見ると、部落の奥にある谷が、かなり上の方まで棚田になっており、山の木が切り出されて禿山になっている。

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    これは高殿地区会館。同和対策の施設である。

    ちなみに、隣保館が谷山地区との間にあるが、行き忘れてしまった。

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    整備された道路と公園。

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    部落の中に入ると、荒れた家や空き地もあるが、鳥取市の郊外では別に珍しくもない光景である。

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    むしろ、部落に入るこの道路は、この規模の集落にしてはかなり広い。車を路上駐車させるゆとりのあるところが、同和地区であることを感じさせる。

    部落探訪(53)大阪府大阪市東中島3丁目“飛鳥”

    大阪の飛鳥部落と言えば、2005年の飛鳥会事件で全国的に知られるようになった部落である。また、橋下徹前大阪市長が育った地区としても知られている。

    世帯数は1935年に230,1958年に431,2000年に585と記録されている。

    昔は「南方新家村」の分村であり1753年の『摂州住吉東成西成三郡地図』には「新家ノ皮多」との記述がある。その名の通り、江戸時代初期に新田開発のために移り住んできた人々が起源と言われるが、なぜ「皮多」になったのかまでは不明である。

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    1921年に阪急崇禅寺駅が出来た頃には「崇禅寺」が部落の呼称であったが、1925年に大阪市に編入された際に、現在の柴島高校の辺りの字名をとって「飛鳥町」とし、その後これが同和地区指定された際の呼称となった。今年の6月、グーグルマップで阪急柴島駅の名前が「部落柴島駅」と変えられていたことが話題となったが、柴島駅近辺は部落ではない。部落の最寄りにあるのは崇禅寺駅である。

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    部落を訪れると、整備された歩道と公営住宅が見え、やはり同和地区であることを感じさせる。

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    阪急の線路の向こうは柴島で、踏切に並行する道路の北西側が部落である。

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    市営住宅の1階は改良住宅店舗になっている。ここは「アスカショッピングセンター」と言うらしい。ほとんどはシャッターが閉じていたが、喫茶店とお好み焼き屋は営業中だった。

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    そして、やはり空き地も目立つ。

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    ただ、この部落はあまり暗い雰囲気はない。小奇麗な市営住宅と保育園がある。

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    崇禅寺駅前は商店が少なく、不便だったのだが、つい最近ローソンが出来た。車が停められるコンビニはありがたい。

    実はこの場所は、かつての大阪市立飛鳥人権文化センター(旧飛鳥同和地区解放会館)が建っていた。巨大な茶色い煉瓦の建物が威容を誇っていた。しかし、2014年に解体され、跡地は民間に売却された。

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    ローソンの隣には、立派なマンションが2棟建っている。崇禅寺駅まで歩いて1分で行けるので、かなりの良物件である。

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    さらに進むと「ともしび福祉会」の福祉車両が。この「ともしび福祉会」こそ、小西邦彦が設立した福祉法人である。

    部落解放同盟大阪府連合会飛鳥支部長であった小西邦彦が、大阪市から委託されていた駐車場の運営収益を過少申告し、少なくとも6億円を懐に収めていた。そのため、2006年に業務上横領と詐欺容疑で逮捕された。これが飛鳥会事件である。

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    西中島の高架下にある「大阪駅南第2駐車場」。ここがかつての「西中島駐車場」であり、小西邦彦が得た不正な利益の源だった。飛鳥会事件を期に、同和行政にからむ様々な不正、解放同盟と暴力団とのつながりが問題となり、大阪市は一気に同和事業廃止へと舵を切った。

    ただ、飛鳥会事件は2006年に起こったというより、小西邦彦は1983年からずっと不正な利益を得ていて、2002年に国の同和事業が終わったあとになってようやく問題視されたと見るべきだろう。同様の業務委託は飛鳥以外の他の同和地区でも行われており、汚いことをやっていたのは飛鳥だけで、他の地区はクリーンだったと言われても、信じる者はいないと思われる。

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    掲示板には同和色はない。

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    ここが飛鳥ともしび苑、かつての「飛鳥健康管理センター」。立派な介護施設である。なぜあれほどの問題に関わっていた団体が存続しているのかと言えば、やはり「同和利権」がなくなった後の雇用の受け皿として欠かせないのだろう。同様の福祉法人は他の同和地区にもある。

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    市営住宅などがないところは、ごく普通の町並みである。新大阪駅近辺でこのような風景はどこでも見られる。

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    大阪市の案内板にはまだ「解放会館」が書かれている。

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    この空き地は府有地のようだが、不法投棄をすると罰金を徴収されるらしい。

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    その警告をなぜ「ともしび福祉会」が出しているのかはよく分からない。

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    市有地はどんどん売却されたが、どうも府の方は動きが鈍いのかも知れない。

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    こちらは市営東中島住宅と崇禅寺住宅。このどれかの立替工事の際に、土器と埴輪が出土したという。

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    ここが駅名の由来となった崇禅寺。ここから北西側は日之出部落である。

    日本姓氏語源辞典ウェブ版・書籍版を作成しました

    兼ねてよりスマートフォン版、キンドル版を出していた日本姓氏語源辞典ですが、ひっそりとウェブ版と書籍版を作成しております。諸般の事情により示現舎での告知が遅くなってしまいましたことをお詫びいたします。

    ウェブ版はのアドレスはこちらです。

    https://name-power.net/

    そして、念願の書籍版を作成いたしました。すでに各方面に配布しておりますが、一般にも限定販売致します。

    匿名配送にも対応した、ヤフオクで販売しております。入手希望の方は以下のアドレスからどうぞ。今回の販売は残り3部となっております。

    https://auctions.yahoo.co.jp/seller/askxx114

    書籍版日本姓氏語源辞典は、A4版1469ページ、厚さは5センチを超え、圧倒的な存在感です。宮本洋一氏のファンの方、マニアには満足いただけるものと信じております。

    また、ウェブ版は日々更新されており、検索機能も充実しています。営業職の方は、客先に珍しい名字の人がいれば、その由来を当てれば驚かれることでしょう。

    また、ウェブ版サイトでは2017年9月末までにキンドル版をお買い上げた方のために、書籍版のPDFを無料配布しています。本年末までの特典ですので、お急ぎください。


    12月25日11時から東京地裁で第7回口頭弁論

    12月25日午前11時から東京地方裁判所で全国部落調査事件の第7回口頭弁論があります。今回も傍聴は抽選ですので、傍聴したい方は午後10時40分までに東京地裁の正門近くで傍聴券の交付を受けて下さい。例によって示現舎は10時頃に日比谷公園かもめの広場に集まります。

    また、今回も午後7時30分からネット放送を実施します。あとで聴くこともできます。

    ネット放送はこちらで実施します。

    示現舎側の書面はこちらです。

    被告-準備書面5-H29-11-30.pdf

    今回はプロバイダ責任制限法がらみで、同和地区Wikiはほとんど匿名の編集者によるもので、特に部落解放同盟関係人物一覧については原告らも消すことが出来たのに意図的に放置したのではないかということを主張しています。

    また、被差別部落出身者に対する人格権侵害と原告らが言っていることについて、過去の裁判例では「アイヌ民族」「フランス語話者」「日本人」といった集団に対する人格権侵害は認められていないということを示しています。

    そして、同和地区一覧の公開によってむしろ人権侵害が減少しているということを示し、また全国部落調査に掲載されている大阪市内の部落と、大阪市人権協会が公開した大阪市内の同和地区の区域を比較すると(例えば浪速区内でも同和地区指定された部落がある一方で、同和地区指定されなかった部落が電気街になっている事実)、むしろ解放運動や同和事業が有害だったことを示唆する状況が見えてきて、それが解放同盟にとっては都合が悪いのではということを指摘しています。

    原告解放同盟側の書面はこちらです。

    原告-準備書面6-H29-12-25.pdf

    こちらは、被告に対する反論というのはなくて、原告がさらに主張を補充するという形になっています。

    ネット社会では、いわゆるエゴサーチをする人がいるので、それによって自分が部落出身だと分かり、精神的ダメージを受ける、ということのようです。

    また、なぜかまた「住所でポン!」の裁判のことを引き合いに出しています。

    そして、原告らのもとに嫌がらせの手紙が届いており、これは被告の行為が原因ではないかということを述べています。

    示現舎側がネットに裁判の書面を掲載していること等も非難していますが、解放同盟側も特設サイトを作って私を名指ししたり、居直る鳥取ループ糾弾の裁判闘争に結集しようと息巻いているので、そこはお互い様であるし、公益に関わる裁判の内容は多くの人が知るべきであると思います。

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    学術・研究:部落探訪 (132) 山口県岩国市周東町 獺越久杉儀正堂・三瀬川東日成

    岩国市の部落を研究しているという方に招かれ、筆者は岩国市を訪れた。まず、興味を持ったのは旧周東町の少数点在部落である。特定は困難と思われたが、幸いにも特定に成功した。 1935年の記録では、周東町 久坂 儀正堂に3戸の部 […]

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    学術・研究:部落探訪 (135)山口県岩国市玖珂町同道・柳井田下


    琴浦町議会での議員の質問が「差別事象」として県人権局に報告される(後編)

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    学術・研究:部落探訪(136) 広島県広島市西区福島町

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    アンチ個人情報保護⑩ 紙とネットは違う?

    裁判所が電話帳の掲載情報をネットに載せてはいけないと判断した直接の理由は、大まかに言えば「紙とネットは違う」というものだ。そして、何の法律を根拠にしたのかと言えば、民法709条「故意又は過失によって他人の権利又は法律上保 […]

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    学術・研究:部落探訪(137) 山口県岩国市周東町下久原緑町

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    「貧困者データベース」と「破産者マップ」の関係は?

    今週に入ってから貧困者データベースというサイトが話題となっている。現在はつながらなくなっているが、話題になった当初はデータを削除するためにビットコインでの支払いを要求する内容があった。 サイトには地図も表示されていたこと […]

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