全国「くろんぼ」探訪(5)―愛知県大府市 クロンボ
今回は、愛知県大府(おおぶ)市にあるクロンボにやってきた。 今度のクロンボも喫茶店である。愛知、岐阜の喫茶店と言えば、モーニングサービス(単に「モーニング」と言われることが多い)である。最近はコメダ珈琲によって全国区になってしまったが、もとはこの近辺が発祥らしい。 モーニングとは、営業開始から朝10~11時の間であれば、コーヒーを注文すると軽食が一緒に付いてくるサービスのことである。...
View Article全国部落調査の出版禁止を横浜地裁に申し立てたのは…
去る3月24日、写真の書類が編集部に届けられた。厚さは15センチはあっただろうか、これは部落解放同盟と5名の「被差別部落出身者」により横浜地裁に申し立てられた「出版禁止等仮処分命令申立」の関係書類である。 事のあらましはこうだ。...
View Article横浜地裁による全国部落調査出版禁止の仮処分
同和が絡むとしばしばあり得ないことが起こる。前回の記事でそう書いたが、やはりその通りであった。 既に新聞等の報道でご存知と思うが、横浜地裁により全国部落調査出版禁止の仮処分命令が発せられた。...
View Article上原善広氏も橋下徹前大阪市長に訴えられていた。結果は上原氏勝訴!
もう4年ほど前のことだが、新潮社が発行した新潮45(2011年11月18日号)に掲載された、ノンフィクション作家・上原善広氏による「孤独なポピュリストの原点」という記事を覚えているだろうか?...
View Article箱根で本物の温泉卵を作るには(前編)
昨年5月、箱根の火山活動が活発化し、火口地帯である大涌谷周辺は立入禁止とされた。周辺の規制は徐々に解除されたものの、肝心の大涌谷への立ち入りは未だに規制されたままだ。 名物の「黒たまご」も、卵をゆでる場所に立ち入りできないため、残念ながら製造ができず、販売もされていない状態だ。 しかし、箱根には大涌谷以外にも、卵をゆでることが出来る場所があるという。その場所は、「硫黄地獄」と言うそうだ。...
View Article全国部落調査の再発見は何故都合が悪いのか
去る4月7日、示現舎の事務所に横浜地方裁判所川崎支部の通知書が置かれていた。要は、不在だったのでピッキングして勝手に中に入りましたということなのだ。 執行官で電話で聞いてみると、全国部落調査を差し押さえる仮処分の強制執行を解放同盟側が裁判所に申し立てたのこと。当然、現物は存在しないので強制執行も空振りに終わり、その旨の調書を作るということである。...
View Article箱根で本物の温泉卵を作るには(後編)
温泉卵は、卵の黄身が65から70度で固まるのに対し、白身が固まるには70度以上の温度が必要なことを利用して作るものである。要は65から70度の温度をキープした状態で卵を茹でればよい。 そこで、今度はキッチン用の温度計を持っていくことにした。...
View Article北海道アイヌ探訪記(13)金子市議応援セミナー
アイヌ協会も支部によって考えは様々であり、また旭川のように独自路線を突き進むアイヌがいる。一方、「アイヌ利権」を追求する側の思惑も様々だ。 2014年9月20日、金子市議応援セミナー「絶体絶命・金子市議、アイヌ利権の闇を語る」が開催された。このセミナーを主催したのは、札幌市の保守系政治団体「日本のため行動する会」(日行会)である。...
View Article「復刻・全国部落調査」を入手する方法
示現舎では、「同和が絡めば歴史文書の出版妨害をしてもよい」という、同和問題解決に反する動きに対抗するため、「復刻・全國部落調査」の印刷用マスタデータを広く配布することにしました。以下を各自手元に保存してください。 表紙.pdf 本文.pdf A4用紙に両面印刷し、中央を裁断して背を綴じて周囲を裁断.pdf A3両面印刷対応プリンタ用.pdf これらは127mm x...
View Article示現舎とは何か
昨日、横浜地裁相模原支部の仮処分決定が届きました。決定の内容はこちらです。 仮処分決定-H28-4-18.pdf おそらく今度は間接強制がかけられるので、「同和地区.みんな」ドメイン及び筆者が対処可能なサイトは別サイトに転送しておきました。ただし、「全國部落調査のミラーサイト」についてはドメインを含めて筆者にはどうにもできません。...
View Article北海道アイヌ探訪記(14)アイヌの認定基準
結局のところ、「アイヌの定義」とは? さて、いよいよアイヌ探訪も終盤となるわけだが、未解決の問題が1つある。結局のところ、アイヌの定義とは何なのかということだ。 誰でも自分がアイヌだと主張すれば、アイヌになれてしまうのではないか。その1つの反証がアイヌ協会の入会基準である。 アイヌ協会を訪問し、アイヌの定義について尋ねると、次のように説明された。...
View Article部落探訪(5)京都府京都市“崇仁”
京都の部落と言えば、周囲との隔絶感が半端ないと言われることがある。そういう人は、おそらくこの部落を思い浮かべるのだろう。しかし、時代の流れか、崇仁は急激な変化を迎えている。 2013年3月27日の京都新聞の報道により、京都市立芸術大学が崇仁地区への移転を計画していることが明らかになった。...
View Article全国部落解放協議会の加入者を募集します
部落研究の自由への妨害に対抗するため、全国部落解放協議会(全国協)の加入者を広く募集することにしました。 活動内容の詳細については追ってメールで連絡します。グループサイトの開設、会員の親睦会等を予定しています。入会金、年会費は不要です。本会は自主・自立・自由の組織です。入会後何かを強制することはありません。抜けることも自由です。...
View Article部落探訪(6)神奈川県厚木市下古沢、飯山
神奈川県最大の部落は、唯一の隣保館がある秦野市曽谷であるが、2番めの規模の部落はどこかというと、意外なことに厚木にある。 今回は厚木市下古沢(しもふるさわ)にやってきた。 場所は厚木市の中心部から離れた所にあるので、アクセスするにはバスで行くか、車で行く必要がある。地区の中心には広場のようなところがあったので、ここに車を停めさせていただいた。...
View Article鳥取市の同和減免住民訴訟の顛末
2012年9月26日に、2011年まで行われていた鳥取市下味野地区の同和対策固定資産税全面の違法性確認を求めて住民訴訟が提起された。しかし、今年2016年4月19日の最高裁判所決定により、「却下」という結果に終わった。つまりは内容について審理をせずに門前払いということなのだが、どうしてそうなったのかレポートする。 これがその判決文である。 鳥取地裁-判決-H270605.pdf...
View Article志木市市議会議員に当選した「平成の龍馬」独占インタビュー(前編)
先月10日に行われた、ある街の市議会議員選挙の結果がネットを中心に話題となった。その街とは埼玉県志木市、最下位ながら当選した候補の名前が「多田光宏」であった。所属政党は、その名も「NHKから国民を守る党」。 2012年に起こった、有料衛星放送をタダで見られる方法がネットで拡散してしまった、いわゆるB-CAS騒動をご存知の方であれば、すぐにピンと来たはずだ。...
View Article解放同盟との裁判の日程が決まりました
去る5月21日、東京地方裁判所から訴状および関連文書が届けられました。 以下が、訴状と証拠説明書です。部落解放同盟および212名の「被差別部落出身者」が、示現舎に対して全国部落調査の公表中止と2億3320万円の損害賠償の支払いを求めるものです。 訴状-H28-4-19.pdf 証拠説明書-H28-4-19.pdf 当然、弊舎は全面的に争います。 口頭弁論の日程は次のとおりです。...
View Article志木市市議会議員に当選した「平成の龍馬」独占インタビュー(後編)
前編では志木(しき)市市議会議員に当選した多田光宏氏の政治的な背景が概ね理解していただけたかと思う。しかし、まだ疑問は残っている。それは、「なぜ志木市市議会議員に当選できたのか」ということだ。 なぜ志木市なのか、という点を問うと、答えは単純だった。 「たまたま、志木市の選挙の時期だったからです」...
View Article部落探訪(7)埼玉県狭山市富士見一丁目
今回訪れた部落は、西武鉄道新宿線狭山市駅の東側にある。ここは1963年5月1日に発生した、1人の女子高生に対する強盗・強姦・殺人事件「狭山事件」の現場として知られている。 狭山事件当時は「入間川駅」だった駅名は1979年に「狭山市駅」と改名され、周辺地域は中心市街地として発展した。狭山市駅から西武特急に乗れば新宿まで37分で行ける。...
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